雑誌「FIGARO japon」のバックナンバーから。
ちょうど息子が生まれた2006年の1月発行のフィガロは
「フランスの田舎町へ」というアルザスとバスク地方の特集が
組まれていて、当時アタシの目をくぎ付けにした(笑)
自分自身、忙しい家庭で育ってきたので、家族で旅行などと
いう機会にはあまり恵まれず、またいい加減の年になっても
営業や経営から離れることが出来なかったので、未だに
旅というものは数える程度しか、知らないと思う。
そのうち子供も生まれ、また旅とは縁遠くなってしまった。
それでも外国のことを知ることが出来たのは、職場に来る世界中の
様々な国の人々と会話し、交流を持ったおかげだと思う。
・・・話をせざるをない環境だったせいもあるけれど、人の出入りの
多い環境にいたせいか、人見知りはしない性格で、そういった点は
多種多様な国の人達と交流をするための「度胸」につながって
いたのかも・・と感じる。
私は旅に対しては非常に「ナンセンス」というか、とにかく
かわいそうな位、貧相な知識やアイデアしか浮かばないため、
いざ、旅に出る・・となると、やっぱり雑誌や本で読んだ知識が
ぽ〜っと浮かぶだけ。
そして地球は私の知らない世界がたくさんあって、
美しいもの、歴史のあるもの、見るべき価値のあるもの・・などなど、
たくさんあるのだと思うけれど、特に「さあ、行こう!」と思うまでに
情熱が向かないというのが、悲しい性。。
しかし!!!
こんな私でもいくつか「行ってみようと思う」という場所がいくつかあって、
アルザスやバスクはその1つになっているのだ。
たまたま「今、一緒にいる人の育った国である」という所から、なんとなく
「フランスを知ろう」という感じになって、「いや・・私ったら、まだ自国の
こともよく知らないのに、恥ずかしいわ」とか思いつつ、
フィガロのこのアルザスとバスクの特集を読んで「これは・・行くしかない」
なんて思ってしまった、単純さま である(大汗)
ヨーロッパは日本と何が違うって、まず建物や街並みが明らかに違う。
日本の渋い木造の家を観光客が写真を撮るように、私だって、
この洋風のおもちゃのような建物や街並みにやっぱり感動する。
特にアルザス地方の建物はかわいい。
夫ですら「ストラスブールのクリスマスなんか、Pinkが見たら、
発狂するだろう・・。僕もとてもかわいいと思うから」などと言う。
アルザスワインは確かに美味しいしなあ・・。
大好きなマカロンも本を見ると、パリで販売されているマカロンと
ちょっと趣が違って、夫のおばあちゃんが作るような、やわらかい
もちっとしたクッキータイプのようだ。
・・・すっごい甘いんだけど、美味しいヤツ(汗)
ドイツと隣接しているためにプレッツェルの販売もよくあるらしい。
大好き、このプレッツェル。NYでもよく道端で売っている人を
見かけたけれど、どうしてもその場で食べたくなるのは観光客な
証拠なんだろう(大汗)
ミートパイやら、ハムやキッシュやら・・。
フレッシュ・チーズもきっと美味しいのだろう。
「シャンブル・ドット」というフランスの民宿のような宿がある
らしいけど、秋位の時期にテラスで食べる朝食などは最高に
気分が良いんだろうな・・と思った。
自分の知らない世界を思う存分、見ることが出来るようになるのは
子供が大きくなって自立し始めて・・自分の時間がたくさん
とれるようになったら、いくらでも出来るだろう。
今は自分の家族を大切にしたいかな・・などと、
ちょっと夫の最近の行動を見て、思えるようになった。
彼も彼でこれからまだ、大変な時期は続くんだもんね・・(汗)
★ 気が向いたら、なんとなく・・(爆)
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