最近の出来事なのですが、私は夫に対して、
ついに・・・・・「大爆発」をしました。
もう、積もり積もった「様々な思い」が一気にかなりの勢いで
爆発したのでした。
私は今、4ハウスに土星がまわっていますので、家庭内での問題が
かなりクローズアップされ、考え学ばされる時期にあります。
☆土星に関するお話、詳しくはこちらをご覧下さいませ。
占星学で見る 『苦しい時、土星の学びを考える』
自分で理解し、それは承知していたのですが、その学びは
病気がちな両親の持病の悪化等のことなのかな・・と思っていました。
もちろん、その可能性もあるのですが、実は私自身の家庭内での
いろいろな問題が浮かぶというのは典型的な出来事です。
いつからか・・・・・。
夫が「変わった」ように感じて仕方ありませんでした。
特別<豹変>した訳ではないのです。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、本当に少しずつ、私が彼に対して感じる
「何か」が変わったと思えてなりませんでした。
彼が自分に対してやってくれるすべてのこと、何か物事の1つ1つが
出会った頃の彼とは違っている気がしてなりませんでした。
それは、長い間、一緒に生活をしているので、無意識に本能で
感じるものだと思います。
表面的には夫は本当にとても優しいのです。
家事も手伝ってくれるし、子供の世話も一緒にしてくれる。
何か頼めば、特に毛嫌いや断りをすることもなく、きちんと対応する。
おまけに料理までしてくれて、いろんなモノを作ってくれる。
仕事もすごく頑張っているし、
表面的には「非常に良く出来た夫」
のように思えました。
しかし、やっぱり「何か」が違うのです。
私・・・・・確実に傷ついているし、夫からの愛を感じないのです。
彼は私のことが嫌いになったワケではないのです。
そして「愛していない」ワケでもないのです。
でも、私はここ数年、本当に苦しくて、苦しくて、仕方なかった。
それは「私が卑屈なせいだ」とか「私の価値観がおかしいせいだ」
(←私の生まれ育った家庭環境はとても悪かったので、持って生まれた
価値観が卑屈な部分はあると思っているので)とか、とにかく自分を
ずっと責めていたんですね。
「なぜ、苦しいのか?なぜ、夫から愛を感じないのか?」と
その答えを見つけるために、一生懸命に自分の反省ばかりしました。
何か自分に落ち度があると、どこかに逃げ道を作りたくて、
仕方ありませんでした。
しかし・・・。
やっぱり、夫の様々な行動に怒りを感じることが多くなりました。
自分のせいだと思って、反省をしていたのですが、その反面、
やっぱりどう考えても彼の態度が本当に良くないと感じることが
多くなったのです。
そして、日常生活を共にしていても、やはり彼は自分のことしか、
考えていないような気がして、なりませんでした。
それでも「彼は仕事も頑張ってしてくれているし、特に家庭のことを
おろそかにしている訳でもない。だから、彼の自由だって少しは必要だ」
とか、やはり夫を一生懸命に肯定しようと努力していました。
でも・・・・・。
もう、やっぱり、やっぱり、我慢が出来なくなったのです。
彼のことが許せなくて、怒りが心の奥底から込み上げてきていました。
私が流産した時の彼の態度・・本当に冷たいと感じました。
「私のことを何だと思っているのだろう!!」と思って、
「なんで、もっとちゃんと考えてくれないの?」と話したら、
「いつも通りの生活をすることが一番、ベストだと思ったから。
Pink が暗く落ち込んでいるのに、自分まで一緒に暗くなったら、
よくないと思ったから」と言って、ただひたすら彼は自分の趣味に
没頭していました。
これを聞くと、一見、良く出来た夫のようですよね?
「彼なりに考えているじゃないのー。不器用な彼らしいわ」と。
しかし・・・・・全く、私には彼の愛情は伝わってはこないのです。
私は苦しい時、悲しい時、ツライ時、一緒にその気持ちを感じてくれる
思いやりのある優しい彼が好きだったのです。
その中で頑張る彼をとても尊敬していたのです。
出会ったばかりの頃、お互いが生きるのだけでも必死だった頃、
夫は私が自営業の仕事があまりに辛くて泣いていると、
いつもそばで一緒に泣いてくれました。
そして「Pink は頑張っているから、僕も頑張るから」と言って、
ずっとそばにいて優しくしてくれました。
私が本当にツライ時に「普段通りがよい」などといって、
趣味に没頭している彼から、当時の優しさなんて、
みじんも感じませんでした。
子供が欲しいといっているのに、
私は彼と「したい」と思えなくなってしまっているその現状。
なぜ、私が出来る状態になれないのかも、わからず、
何も気づこうとはしていませんでしたし、彼も自分でも
本当に何もわかってはいませんでした。
「表面だけの良い夫」という存在にもう、
私はあるハッキリとした感情を覚えました。
彼とセックスしたいと思えなくなった・・というのは、
女性の一番、正直な感情だと思います。
そう。
彼の仕事は今、ものすごく大変なのはわかっています。
でも心から彼を応援したいと思わなくなっている自分に気がつきました。
私も表面だけでは「大変だね」という言葉を発しているものの、実際は
そんな彼のために少しでも何かしてあげたい、とは思わなくなって
いたのです。
そして、思いました。
彼が会社でクビになったら、私は彼と一緒には住まない、と。
もう、私の心はもう、崩壊していたんですよね。
本当に「幸せそうに見える家庭」であるし、実際に一緒に楽しい時間
を夫や息子と多く共有して、私も「今年の夏は仕事もとても頑張り、
家族とも幸せに過ごせ、とても充実することができたな」と思って
いたのです。
でも、心はもう、何年も前からボロボロで崩壊しきっていた。
昔の私だったら「彼は一生懸命やっていたのに、ダメだった。
彼は本当に頑張っていたのは、私が一番、良くわかってる。
だから、私も一緒にこれからまた、新しく頑張ろう」って、何もない夫を
支えていこうと思ったと思います。
でも、今の彼を支えていこう、なんて、全く思わなくなったのです。
「お金のない夫なんかと一緒にいたくない」なんて、
最悪な感情が込み上げてきたのです。
もう、夫への本当の意味での愛情はないと思いました。
そして、大爆発したのです。
すべて、すべて、すべて、これまでの感情や思いをぶちまけました。
「もう、あなたなんて、いなくていい!!!!!
私のことをちっとも理解してくれようとしない夫なんていらない!
私は今、居場所がないから、ここにいるだけなのよ!
逃げる場所がないから、ただ、ここにいるだけなのよ!
実家にも帰れない、子供を育てる責任があるから、
あなたを利用しているだけ!!
もし、あなたに仕事がなくなったら、一緒に生活する意味なんて
なくなるから、少しずつ誰かに助けてもらいながら、
息子とどこかで生活していこうと思っているから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふざけんじゃねえー!!!!!
私を何だと思っているのよ!!!!!
こんなに私を傷つけておいて、普通に生きてるんじゃないわよ!!」
私は夜になると、なぜか自然に涙が出て、止まらなくなるという
日々を息子が生まれてから、何年も過ごしていました。
なぜか、悲しくなるのです。苦しくなるのです。
それはきっと夫から本当に心の底からの愛を感じていないのに
一緒に生活していたせいだと、やっと気づいたのです。
「バカヤロー!!!!!」と思いました。
私は猛烈な怒りの爆発と共に彼の腕に何度もアザを作りました。
「痛い!痛いから、やめてくれ」という彼にまた、憤りを感じました。
ハッキリいって、そんな傷、痛い訳ないと思いました。
痛くなんか、ある訳ないのです。
私の心に負った傷の方が、何年もかけて、少しずつ愛を無視されて
いった私が負った心の傷の方が・・・・・よっぽど痛いに決まってる。
「痛いわけないんだよ、バカヤロー!!!
何度も何度も無視されてきた私の心の方がよっぽど、痛いんだよ!
あなたにわかる?? わかるかー!!!!!」
もう、私の寂しい思い、苦しい思い、無視されてきた思いが
一気に大爆発をして、そしてそれを「本当の意味」で、彼に理解して
もらうまでに何時間も訴えつづけました。
夫は「私が感情的になるのは、よくあることだ」という概念しか
持っていないので、いつも私の気持ちを右から左に流し続けて
いたのです。
私が怒っていても、黙って逃げるように寝てしまうような人でした。
その度に「無視された」という感覚を持っていましたが、
その反面「こういう風に無視できる人だからこそ、逆に
私と一緒にいられるのかも」と思ってしまっていたのです。
私の感情が無視されていて、寂しく苦しい思いになっていたにも
関らず、私自身も必死に彼を肯定しようとしていたのです。
それはホロスコープ上で夫の「潜在意識」や「深層心理」が
どの程度のレベルのモノなのかを知っていたからです。
夫は本当に自己犠牲の強い、我慢強い人なのです。
愚痴っぽくなく、断ることは決してせず、いつも出来る限り何かを
手伝うという奉仕精神にあふれた要素を持っているのです。
だから、彼の変化も原因が彼自身にあるということを私が認識
するまでに、すごく時間がかかってしまったのです。
私自身に4ハウス土星が回ってきたことによって「気づき」が
生まれたのだと思います。
これまでのいろいろな出来事での気持ちを例をあげて、
何時間も訴え、泣いて泣いて、くやしさや怒りをぶつけていくうちに、
夫に変化が出てきました。
彼は真剣に泣いていました。
「くやしい・・・」といって、声を震わせていました。
「何がくやしいのよ!バカじゃないの!私の気持ちの方が
もっと苦しいわよ!」と言うと、
「仕事がうまくいかないのも、家庭がうまくいかないのも、
すべての問題の原因は<自分自身にあった>ということに
今まで気がつくことが出来なかった、自分がくやしい・・・」と。
やっとわかってくれたのかな・・・と思いました。
「楽しい時間、幸せな時間、うれしい時間だけを一緒に
<楽しいね、うれしいね>といって過ごすだけの相手なんて、
要らない!!
苦しい時、ツライ時、悲しい時に相手と同じ気持ちになって、
<どうしたら、相手は明るく元気になれるのかな?>と
一緒に考えたり、泣いたりして、ツライことを支え合って、
自分を助けてくれようとする相手と私は一緒に生きていきたい!」
と私はハッキリ言いました。
フランスから大学を卒業してすぐに来日してきて、何もない本当に
純粋にただ、頑張るしかなかった、優しくて、まっすぐで、そして真面目で
一生懸命な彼を本当に尊敬していました。
ただただ、頑張っていた彼となら、上手くやれる。と思いました。
その時の彼に戻って欲しかったのだと思います。
決して、表面では変わったようには見えない彼は
実はかなりの「エゴイスト」になっていたのだと思います。
ゼロからスタートして、今の社会的地位を築き、異国の日本で
マイホームもマイカーも購入し、子供と妻がいて・・・。
それが「当たり前」になって、妻の努力も頑張りもすべてが
「感謝」ではなく「当たり前」の価値観に変化してしまった時、
そのすべてが崩れる時はあっという間です。
私は何度も「離婚してもいいかな」と思いました。
離婚という形でなくても、別居も何度も考えました。
それ位、夫と一緒にいても何かが欠けていて、
満たされない気持ちでいっぱいだったのですー。
起こる出来事、すべてには「意味」があります。
もし、私達家族が今後、本当に仲良く心の底から満たされた
家族であり続けることが出来るならば、夫は少しずつでもまた、
出会った時のような純粋な青年の心に戻ってくれると思います。
私が大爆発をした次の日、会社にいる夫からメールが1通、届きました。
ただ一言・・・・・「ありがとう」と書かれていました。
この文字を見た時に、涙が止まりませんでした。
一緒のベッドで寝ていても、満たされない気持ちでいる今の自分も、
昔の彼とまた、寝られる時が来たら、幸せだと思えるかもしれない・・と、
少しだけ、思えました。
JUGEMテーマ:
国際結婚 ★ 気が向いたら、なんとなく・・(爆)★