私の専門占術は西洋占星学です。
それにタロットカードを組み合わせて、どんなご相談にも的確に
適切にお答えが出来るよう、カウンセリングを行っています。
私の家族は商売をしていて、祖母も父も経営者でした。
なので、常に縁起を気にしたり、運気を気にしたりしていて、
家族皆、それぞれ自分の「お抱え占い師」という存在がいて
何かあると必ず占いをしてもらっていました。
幼少期から東洋系占い(九星気学や断易、周易、四柱推命など)
を駆使する占い師を盛んに見て育ってきました。
何かにつけて、方位を気にして吉方を取り、神様を大切にし、
八方除けを欠かさず行い、また何か不吉なことがあると
占い師の所に行って原因を突き止めるのが私の祖母であり、
母であり・・。
そして父もすごく信心深い性格なので、それに従っていました。
占いを身近に感じて育ったのですが、それでも私は自分が
「占い師になろう」とか「占いを真剣に勉強しよう」などとは
全く思いませんでした。
というのも、私の祖母や母が納得をしても、私自身は横で
鑑定を見聞きしていて、心の底からは納得が出来ては
いなかったからです。ちょっと生意気な子供だったと思います。
小学生の頃にはタロットカードと本を父に頼んで購入してもらい、
お友達を占って「すごいね〜☆」といって喜んでもらったりして
いましたが、それを真剣に極めよう・・とは思いませんでした。
妖精占いとかアロマオイルなどにも興味があって、何かこう・・・
美しいタロットカードの神秘的なオーラや、夢占いの不思議さなど
そういうモノにとても敏感で、興味を持ちました。
しかし、私が占いを真剣に学ぼうと思ったのは、高校を卒業して
からのずっと先の話ですから、幼少期の神秘への興味が
大人になってからも続いていた訳ではないのでした。
興味がありつつも、現実の厳しさに直面することが多く、
夢の中で描く神秘や空想の中でずっとは生きられないのだ・・と
子供なりに悟ってしまったからで。
そして、原点もやはりそこなのです。
現実の厳しさに直面すると、自分のことを知りたくなるのです。
そして、原因をつきとめたくなるのです。
「なぜ、自分は今、こうなっているのか?」
「先は明るいのか?」
知りたくてたまらないのです。
そして・・血は争えず(苦笑)
祖母や母のように自分だけの占い師を求めて、
さまようことになりました。
自分の納得できる答えを教えてくれる占い師を探して、
何人も何人も先生を訪ねました。
そしてついに、私が西洋占星学を学ぶキッカケとなった
師匠に出会う訳ですー。
初めてついた師匠は東洋系占術を得意としている先生
でしたが、盛んに西洋占星学の研究も行っていました。
私は東洋系占術を操る占い師の先生達を
とても尊敬していましたが、
「私はこういうことが知りたいのに、それがわからないのが残念・・」と
いつも思っていました。
私が知りたかったのは自分自身の本当に「すべて」でした。
運気の流れ、持って生まれた才能や能力、趣味や嗜好、
適職や健康面での弱点、性格、結婚出来るのか、
子供は出来るのか、家族のしがらみから抜け出すには・・?
など、本当に細かいことすべてが知りたかったのですが、
それがズバリとわかるのが・・ホロスコープでした。
それを知った時のあの感動は本当に衝撃的でした。
「こんなことまでわかるなんて、本当にすごい!」と思い、
「私にこの占いを教えてくれませんか?」と頼みこみ、
師事させていただくことに決めたのでした。
師匠は私が長らく付き合いをして別れてしまった彼氏や
その相手のことを淡々と言い当てました。
「この彼は Pink ちゃんにふさわしい人じゃないのよ。
Pink ちゃんが成長するために出会っただけの人。
そして残念だけれど、このお相手の彼もそして彼が選んだ
その彼女もPink ちゃんとは歩くレールの位置が全く違うのよ」
と言いました。
「なぜ、そんなことがわかるのだろう?」と思いました。
「歩くレールの位置が違う?どういう意味なのだろう?」と。
つまり、基本的な物の見方や考え方、価値観が全く違う。
そのことから、やはり本当に意味でわかりあうことは出来ない。
私は彼よりももっと生活水準などに関しても上の方にいく運勢で
あり、彼はその勢いについて来られず、もし付き合いが続いていた
としても近い将来、必ず別れてしまうであろう・・と言われました。
「Pink ちゃん、この彼のお相手の女性からはあまり良い<気>が
感じられないよ。とても暗くて悲しい過去を背負っているわね。
・・・ああ、子供を堕胎しているとか、何か・・そういうことね。
とてもマイナスの気が出ていて、その波長が彼と合っていると
いう状況よ。この彼はPink ちゃんにふさわしい人じゃないわ」
と言われました。
その後、彼はこの彼女と結婚をしました。
後から知ったのですが、2人の間に初めて出来た子が
子宮外妊娠になってしまい、卵管を切除する手術を受け
「自然妊娠は不可能に近い」と言われていたのだそうです。
しかし、その後、1年位の間にめでたく、自然妊娠をして、
赤ちゃんに恵まれたのだと。
そして、彼女は10代の頃にやはり堕胎手術を受けていたことも
一緒に知りました・・。
私は当時、この彼と別れてしまった意味を知りたくて、
本当にすがるように占星学を勉強しました。
師匠がどうして、そこまで星が読めるのか?わかるのか?
「私も先生のようになりたい」という一心で、ひたすら・・。
私を鑑定した時、師匠は易を取っていました。
<気>を感じたのはそのせいだと思います。
サイコロの目の配置がそのように出たのだ・・というのは
当時の素人の私にもわかりました。
母はよく私に「易を取りなさい」と言います。
「易が読めるようになれば、一人前だ」と。
西洋占星学ではすべてホロスコープの解読によって
様々なシチュエーションでの問題を解決していくのですが、
断易や周易と同じ分野の占術法(ト術と言われます)が
西洋占術ではタロットカードになるわけです。
タロットカードもカードの展開でじっくりリーディングを
することで相手の過去を知ることも十分にできます。
師匠は東洋系占術の専門家ですが、やはり個人の非常に細かい
運勢の流れや性格、クセなどは占星学でないと読めない、と
おっしゃっています。
私も自分の専門を占星学にする、と決めたのは、本当に
「相手のことが透けるように見える」程、その人のことを理解する
ことが可能だからです。
・・・・・母は「いつになったら、易の学校に通うのよ?」と
顔を合わせる度に私に言いますけど(苦笑)
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