自分の体のコンデションは普段、よくわかっているようで、
実はわかっていないことの方が多いのだと思った。
肌、心、内臓、体調・・・。
自分のいろいろな体の状態について、
本当はあまりよくわかっていなかったのだな・・と今、
妊娠後期になってみて、非常によくわかる気がします。
おととしの暮れ位から第2子を望みたいと思っていたので、
2年位前から基礎体温を真面目に測り、昨年1月位からは
グラフとにらめっこをしていました。
基礎体温に関しては「これちょっと不自然なんじゃないか?」と
思うような点がふしぶしにあって、実際に自分の体調はハッキリ
いって、あまり良いとは言えない気が。。
しかし、そこでも日々の生活の中で「自分の何が悪いのか?」
というのは、ハッキリ見えてこないモノなのです。
そう、例えば肌がすごく荒れていて、ニキビが出来ていても、
「私の肌ってもともと弱いし、これ以上は肌は何をしても
キレイにはならないんだよね」と思っていたり、
「なんか、疲れやすいし、イライラしやすいかも・・・。
でも疲れるようなコトを特別にしているワケでもないし、
普通に生きてるだけよねえ・・・。気のせいかなー、ちゃんと寝てるし。」
「偏食がちでもないと思うんだけどなあ。野菜も食べてるし、
青汁も飲んでるし・・・。食生活で悪い所もない気がするんだけど。」
といった具合で自分の生活を一通り、見直してみても、
「特に悪いと思うような点はないんだけどなあ・・・。」というのが
妊娠前に自分が率直に感じていたこと。
しかし。。
今の自分を見ていると、これまでの食生活の見直しの重要さとか、
精神状態の管理の大切さとかがとてもよくわかるのであります。
息子を出産した後「ダイエットすればいいや〜!」とばかりに、
好きなモノを食べていて結局、12キロも増えてしまいました(汗)
最終的なダイエットも完全に目標を達成することなく、
第2子妊娠になったワケです。
第1子を妊娠している時によく「妊娠中はホルモンの関係で
髪の量が増えたり、肌がキレイになったりするよ」と聞いていましたー。
そう!確かに髪の量はとても増えて床にたくさん落ちていましたが、
肌は荒れてニキビだらけ。。(><)
「あれ〜?妊婦って肌がキレイになるんじゃないの??」と
思っていたのですが、その時の食生活といったら・・・!
目を当てられません(わっははっ!)
焼き肉食べ放題でごはんは3杯は軽くおかわり、
アイスクリームをパクパク〜☆、マックのポテトが美味し過ぎる!
豚骨ラーメン、全部入り〜♪・・・な〜んていう日々。。
当時は出産までフルタイムで働いていたので、
「週末位は外食よ〜☆」なんて、
夫とジャンキーなフード三昧(苦笑)
なぜか妊婦も後期に入ってくると、そんな油っこいモノだったり、
甘いモノだったりが欲しくなるのです(汗)←私の場合。。
おまけにそんなに体重が増えていたのに「貧血ですねー」と(汗)
増血剤を処方される始末・・・(><)
第1子の時はそんな感じで妊娠後期&出産を迎えてしまったので、
お産も大変だったこと、大変だったこと(汗)
よく血圧が上がらず、妊娠中毒症にならなかったモノだと思います。
お水をガブガブと飲んでいたので、浮腫もありましたが、
逆にそれで血液が汚れずに済んだのでしょうか!?
・・・でも貧血だった。。浮腫だわ、太るわ、最悪でした。
今回は「前回のような生活ではいけないと思う!」と
心して妊娠生活を迎えようと思ったワケであります。
そこで昨年のクリスマス前に訪問した学生時代の友人宅。。
彼女はその時すでに妊娠8ヶ月位でしたが、
全く太っていませんでした。
このようなランチをふるまってくれたのですが、
これが実に衝撃的な食事だったのであります。
「さっ菜食主義だわ〜☆素晴らしい食生活!」と
本当にこれまでの自分の食事にショックを受けたのでした(汗)
そう。。
ここで初めて「いかに自分の食事が油分&脂質であふれていたか!?」
と思い知らされたのであります(ぎゃん!)
私は基本的にお野菜が大好きなので、結婚した時から欠かさず
野菜は食事の中にたくさん入れてきました。
ですが。
調理の問題もそこにはあった!
あと食べる量にも・・・(汗)
彼女の食事には油分や脂質はほとんど、含まれていませんでした。
アジの南蛮漬け位でしょうか。それから鶏のモモ肉がスープに
入っていた位。大きめの乱切りにカットされた大根やにんじんに
このお肉が入っていた感じ。
それから茹でたブロッコリーとトマト、シンプルな大根サラダに
モチモチの食感のパンを数種類・・・。
パンにはチーズが入っているのもありましたが、
彼女はそのパンに関しては、4分の1にカットされたモノを
1つ食べただけ。。
「もっとボ〜ンと太っちゃうかなーと思ったんだけど、
そんなに体重は増えなかった」と話しているのを聞いて、
「そうだよ〜!こんなに良い食事をしていれば、太るワケない☆」
と話しました。
そう、我が家の場合は夫も息子も「太るのに大変な体質」
というために(いるんですよ〜、そういう代謝の良い人が。。)
とにかく「カロリーがあるように作らなきゃ!」という感じでした。
野菜も油を使って炒めることが多く、茹でたり、蒸したり
ということはほとんどしませんでした。
忙しさにかまけて「食べられればいいや〜」という調理方法。
さっぱりとした食事というよりも、野菜やお肉、お魚というバランスが
きちんとあっても、やはりカロリーが全体的に高めな調理方法ばかり
していたような気がします。
和食のアイデアを取り入れず、とにかく野菜もトマトで炒め煮とかで
パスタに絡めるとかでラクばかりしていました。
そこで今回の妊娠を期に、そして友人宅で受けたショックを胸に
「食生活を変えてみよう!」と料理のレシピ本を毎日欠かさず
見るようになりました。
「ESSEは専業主婦が読むモノだもん!」と決めつけていたという
カチカチ頭から「やはりちゃんとアイデアは取り入れなければ・・」
という思いに。
「すごくたくさんお惣菜の作り方が載っている!」と読み始めたら、
それはそれで、感心し始め・・・。
夫の作るフランス家庭料理は基本的にカロリーはハイパー高いので、
(チーズだ、ベーコンだ、粉だ、バターだ・・・なので、汗。)
作ってもらった時は自分用に茹でた野菜を用意して、
そちらの料理はたくさん食べないように調節したりということも
始めました。
妊娠初期はつわりがひどかったので、酢の物ばかりを作り、
食べ続けていました。
にんじんとカブだったり、きゅうりとわかめだったり・・・。
パンが大好きなので、朝食にパンを食べて、お米は極力手を出さず、
夕食はおかずだけ。
昼間はパスタやハンバーグ、クリームコロッケ、ラーメンなどの
外食をした日は、夜は煮物と肉か魚を少しだけ食べるという生活を
続けて今日まで・・・。
なんとか!なんとか、+3〜4キロの状態をウロウロという
体重を保ち続けることが出来ているワケであります(汗)
ちなみに今のお腹の重さは羊水1キロ位、子供2キロ弱位だと
思うので計3キロといった所でしょうか!?・・・?
実質的に自分の体重は極力、増えないように、でも貧血には
ならないように・・・といった形でとにもかくにも、
食生活は「野菜三昧でいきましょう!」という心がけを
するようになり、そして、とある変化に気がつきました。
そう。。
浮腫はありません。
血糖も血圧、正常。
貧血ナシ。
つまり第1子妊娠の時よりも健康的な体の状態になっていました。
そして何より「お肌がツルツルになったぞ!」というのが、
一番の衝撃的な出来事でした。
ニキビだらけ、脂っぽくてテカテカ、髪は私の父親が
使用するような薬用のフケ取りシャンプーをしなければ
地肌がベタベタで夕方には臭ってしまう・・・というような状態が
ずっと妊娠前は続いていたのですが、今やこのシャンプーは無用に
なり、肌はニキビが消えたのであります。
息子を妊娠中もこのフケ取りシャンプーを愛用していましたし、
肌が荒れ放題だったので、ニキビ用の薬が必要な位でしたから、
それはそれはとても大きな変化となったワケです。
そして感じました。
「いかに今までの食生活で油分、脂分を取り過ぎていたか、
食べ物を食べ過ぎていたか?」ということをおおお・・(涙)
あと欠かさなくなったのが、ビタミンC。
キュウイフルーツを毎日欠かさず1つ食べるようにして、
今の時期は甘くないはっさくも1つという感じで、
ケーキや甘いモノに手が出る前にフルーツで
糖分を補給するようにしたのであります。
こうして考えてみると、
「マイ・ボディの不調、まずは食生活の改善から始めよう!」
ということはとても重要なのだと痛感しています。
そう。。
食生活だけでなく、睡眠不足や不規則な生活の見直し、
どうしてもやむを得ない状況が続いてしまう時には極力、
お休みの日に体を休めたり、いたわったりするコトが
必要なのだ、というのをとても感じました。
今やこのお腹で全く運動はできていない状態ですが、
できれば食事とトレーニングをきちんとやっていきたい!と、
産後の抱負を早くから抱えていたりして・・・(汗)
まずは無事に出産をし、健康な赤ちゃんで元気な誕生を望む
ばかりですが、それでもその後は「やはり、私はきちんと
自分の管理をしなければいけない」という考えになっています。
というのも。。
夫が「産後の自分を女性としてとらえるのか?」という点に
非常に興味があるから・・・ということがありまして(笑)
私、今回の妊娠に至るまで夫にほぼ「欲情」しなかったので。
それはいつ位からだったかなあ。←ダメですねえ・・・(汗)
「そんなコト、カミングアウトしなくてもいいよ」という
感じなのですが、メスにもなれず、オスにも見えず、
なんか味気ない夫婦生活だったなあって、時々、やっぱり
当時のコトを思い出すと、なんとも言えない気持ちに
なるんですよね・・・うーん(涙)
やはり女性が美しくいるためには「恋愛をする」とか「メスになる」
とか、女性ホルモンが活性化するための何かしら要素がとても大事に
なると思うんですね。
それには自分だけでなく相手にも努力していただかないと
困るワケですが、妻に関心がなくなると夫にも関心がなくなる
というか、つまりお互いで「どう感じ合っているのか?」って、
夫婦生活の中でも案外、わかりやすいモノなんですね。
本当に夫が妻を愛おしく思っていれば、彼はちゃんと
オスになるモノです。(私の独断と偏見ですがー。。)
彼がオスになればフェロモンは勝手に出てくるから、
自然に妻もメス化するワケです。
私は妊娠前に自分が夫に欲情しなくなった理由というのは、
アタシだけのせいでなく、きっと夫と自分の両方にそれぞれの
理由があるのだと思っています。
で。。
今、夫は完全に「オス」です。
妊娠中の私から見ても、彼は完全に妊娠前とは変化しています。
「今、私、妊娠しているのもったいないかも?」と思える、
何かがあって、それ位、彼は変化しました。
よくわからないのですが「動物的に本能で感じるモノ」がある。
たぶんですね、彼は妻を本当に「大切」に思っているんだと思う。
それじゃなきゃ「どっかで浮気してるか?」だと。
「何ですか?!それー??完全に真逆の意見じゃないの!」
とお思いかもしれませんが、私はどちらかだと。
浮気ねえ・・・バレるよね(爆)
男の人の浮気って、絶対に妻には隠せない!
わかるでしょ?男の人ってウソ下手じゃないですか?(笑)
うーん、彼は浮気はしてないと思うんですね。
そう、何か家族に対しての思い(私や息子に対しての思い)が
変化したのと同時に彼自身も変わったんですね。
私が夫や息子に対しての思いが変化して、自分でいろいろな
「気づき」があった状態と同じで・・・。
それがお互いあったからこそ、
今の自分と夫があるのかもしれません。
心と体ってつながっているんですねー。
いろんな所でつながっていて、そして様々な状態を作る。
自分自身の体(=心)を本当の意味で理解していく、
把握するのはとても大切だと思ったのと同時に案外、
できていないモノなのだなあ・・・と思っていますー。
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